あいうべ体操
2013-09-16
さて前回は、歯並びにが良くなるには、お口の周りの筋肉の機能が正常に働くことが非常に大切と書きました。
その中で特に大切なことは2点です。
1:普段口を閉じて鼻で呼吸をすること
2:口を閉じた状態で、舌が上顎の内側(新潟弁でアゲと言う部分)にぴったりとくっいていること
これらは基本中の基本で、うめつ歯科医院で行なっているMFT(口腔筋機能療法)でも、いろいろな形でこれらをトレーニングして、食べ物を正しく飲み込めるようにするのが、大きな目的です。
逆に言うと今のお子さんたちの中には、普段唇が閉じていないで、「ぼーっと口を開けている口呼吸のお子さんが多すぎる」のは事実です。
そんなお子さんたちへのMFTですが、システムとしてキチンと理解してトレーニングできるようになるには7〜8歳まで待ちます。
その前にできる事は無いかと探して、取り入得れることにしたのは「あいうべ体操」。
あいうべ体操→http://mirai-iryou.com/mc_aiube.html
本来は内科的な問題の解決のために、福岡市のみらいクリニックの今井一彰先生が始めたものです。
うめつ歯科医院でも必要な患者さんにはお話して、今井先生からいただいた「あいうべ体操カード」を差し上げています。
このカードにも舌の位置の大切さが書かれています。