アジア小児歯科学会
先週の5月26日(木曜日)、27日(金曜日)東京で行われた小児歯科学会に参加してきました。
例年は春に日本小児歯科学会がありますが、今回は日本小児歯科学会とアジア小児歯科学会の同時開催でした。
発表も英語のパネル発表が多く、講演内容も同時通訳で日本語から英語へ同時通訳されていました。
今回のテーマは「KIZUNA・(絆)」でした。
内容的は最近注目されている食育、お口の機能を通しての成長発育を扱った物が多くみられました。小児の患者さんを診させていただくときには、成人の患者さんと違い成長発育を考慮した治療や生活指導が必要になります。そういう点でも今回は非常に参考になる内容が多い学会でした。
当院のホームページでもきれいな歯並びに必要なことを、簡単にまとめてあります。
https://www.umetsudental.com/wp1/きれいな歯並びに必要な事
その他機材や材料展示のブースでも、お口の機能を改善することにより歯並びを治してゆく機能的矯正装置の種類が非常に増えたようでした。
また口唇閉鎖の力を測定する装置もデジタル式の物が発売されていて、今後も 姿勢や口腔機能と歯並びは注目されてゆく分野と感じました。
うめつ歯科医院でも10年以上前からMFT(口腔筋機能訓練)を矯正治療の重要な分野として取り入れて行ってきました。
→https://www.umetsudental.com/wp1/口膣筋機能治療(MFT)
デジタル式の口唇閉鎖力測定器「りっぷるくん」
会場の東京ドームホテルの学会レセプションにも、普段の学会では見かけることの少ないスカーフを纏ったイスラム圏の参加者もたくさんいました。