インプラント
2011-08-17
お盆休みも今日までです。
明日からは通常の診療となります。
昨日、実家の札幌から帰って来ました。
最近は北海道も暑く、学生時代のように帰省したら涼しいと言う感じが有りません。「蝦夷梅雨」という言葉もあるぐらいで、5月からずっとからっとした気候が続く感じがないですね。
さて、今回の帰省の大きな目的の1つは、インプラントの勉強をしてくることです。
伺った先は釧路の高岡先生の診療室です。
高岡先生は、開業以来ずっとインプラントを積極的に行なっています。実施した症例数も数えきれないそうです。最近は年間200本ほどのインプラントを行っているそうです。
先生は、歯周病学会認定の歯周病専門医です。以前の学会では、優秀な発表をされたので表彰されたこともあります。これはすごいことです。
医院内には、インプラント専用の手術室を備えていました。
手術中は患者さんの希望のジャンルの音楽を、備え付けの極上のオーディオでBGM として流しているそうです。
また、ご自分の趣味でもある絵(現在も診療終了後、1週間に6日間絵画教室に通っています)も飾ってあり、緊張しがちな雰囲気を和らげる工夫も色々とされていました。
3時間に余りの、先生の症例のお話も大変参考になりました。
やはり、適応をきちんと見極め慎重に対応し、その後の歯周病のきちんとした知識と経験豊富なスタッフがメインテナンスを行なってゆくと、インプラントは良い選択肢と実感しました。
その一方で「歯周病の管理が出来ない体制の場合は非常に心配だ」と話されていました。