コロナ禍と訪問歯科診療
2020-07-24
うめつ歯科医院では、訪問歯科診療を行っています。
以前うめつ歯科医院に通院されていた患者さんが、高齢のため今年の1月より新潟市内の施設に入居されました。以前より施設入居後もかかりつけ歯科医として私にお口の中の管理、入れ歯の調整等を希望されていましたので、3月に施設の方へ伺う予定でした。しかしコロナウイルス感染症の対応にため、施設も部外者の施設内への立ち入りを制限せざる得なくなり、今月やっと訪問診療に行ってきました。
半年ぶりに拝見したお口の中は、やはり以前通院されていた時の状態とは違い歯周病も進行し歯石の付着も今まで無かったほどたくさんついていました。また入れ歯もすり減り調整を要する状態でした。以前からその患者さん担当の歯科衛生士の高橋と私でプラークと歯石除去の口腔ケア、虫歯予防のフッ化物塗布、入れ歯の修理調整をさせていただき帰ってきました。
口腔ケアを行うことは肺炎の予防にはとても大切な事です。しかし外部からの感染症の施設内への持ち込みの可能性を考えるとこのようなコロナ感染症の感染予防と訪問歯科でのお口の中の管理をどのように行ってゆくか、本当に難しい問題だと改めて考えさせられる良い機会でした。
新潟市秋葉区のうめつ歯科医院では当院より訪問診療(往診)可能な場合は承っていますので、ご相談ください。