代診
水曜日、うめつ歯科医院は休診でした。
普段ならこの時期、庭に手入れ、蘭の植え替えや溜まっている医院の雑用をします。
昨日は、友人の深井先生の診療室で診療をしてきました。
深井先生は大学退職後、新潟市西区寺尾で開業しました。専門は歯周病です。
新潟県でも民間の診療所で、初めて日本歯周病学会から研修施設に認定された診療所です。
深井先生には大学で歯周治療科の助教授時代、うめつ歯科医院開設当初から15年間、当院で歯周病の治療を担当していただき、患者さんの診療や歯科衛生士の教育を行なってもらいました。
そのおかげで当院の患者さんの治療を担当する歯科衛生士6名、全員日本歯周病学会認定歯科衛生士の資格試験に合格しました。
昨夜、深井先生からメールが来ましたが、今日からウィーンで開催されている「ヨーロッパ歯周病学会」に参加するそうです。
あまり長い間お休みすると患者さんにご迷惑かかるので、お休みの真ん中の本日、頼まれて代診してきました。
以前、私がバルセロナのIADR(国際歯科研究学会議)の学会で10日ほど、自分の診療室を休診にした際は、深井先生が当院で代診していただいたこともあります。
海外の歯科の学会は日本の学会と違い日程も長く、参加するには往復の旅程も長いので、最低1週間は、診療室をお休みしないといけません。
そのような時に、お互い信頼出来る友人にお願いして診療室をサポートしてもらう事は大切です。
初めての診療室は、やはり自分の診療室と勝手が違うので、戸惑うことも多いのですが、診療スタイルも似ていますし、スタッフ研修等で当院と交流も多いので、問題無く診療してきました。
また、うめつ歯科医院、新発田のいいじま歯科クリニックも6月、7月と深井先生主催の歯周病の研修会に参加させて頂く予定です。
5月に参加した歯周病研修会の様子です。
午前中は、歯周病の患者さん中心、午後は私の専門の小児の患者さん中心で予約が入っていました。
深井•加藤歯科医院のスタッフの方もスムーズのサポートしていただき有り難うございました。
帰国後、また学会で勉強してきた内容を聞くのも大変有意義です。