小児歯科学会北日本地方会
2014-10-22
先週の土曜日、診療室は勤務医の三澤先生にお願いして、新潟県歯科医師会館で行われた第32回日本小児歯科学会北日本地方会に参加して来ました。
今回の学会のテーマは「小児歯科におけるリスクマネージメント」でした。
学会では教育、特別講演、ランチョンセミナーや各種発表があり会員の先生への研修が色々行われます。
発表では今回私も演題を出して発表させて頂きました。
内容はうめつ歯科医院に3歳2ヶ月から現在まで通院されている男子の患者さんの定期検査中に永久歯が出て来なかった症例です。
原因は、その永久歯の上の顎の骨の中に歯牙腫という小さな歯の固まりのような物ができたためでした。
このようなことで永久歯が正常な時期にお口の中に生えて来ないことはあります。
しかし6歳頃のレントゲンでは異常がなく、その後その部分に歯牙腫ができてきたのを長期間経過をみている症例は非常に珍しいので、新潟大学の小児歯科の先生から是非発表しましょうと言われました。
幸い患者さんと保護者の方の同意もいただき無事発表できました。
発表のポスター作成では、新潟大学小児歯科の先生にご協力いただきました。
有り難うございました。