小児歯科学会 北日本地方会
2018-10-23
10月は学会のシーズンです。日本各地で色々な学会が開催されています。
私も10月6・7日に栃木県宇都宮市で行われた、日本小児歯科学会第36回北日本地方会のプレセミナーに出席して来ました。
6日の日は夕方から3つの講演がありましたが、特に大変興味があったのは「脳の発達から考える子どもの睡眠と生活習慣の重要性」のテーマで、文教大学教授の小児科医の成田奈緒子先生のセミナーでした。
人間にとって睡眠はとても大切ですが、成長発育中の子どもには特に大切です。最近増加傾向と言われているアスペルガーのお子さんも、睡眠時間をきちんと確保し生活習慣を変えることで、問題行動が出なくことがあるそうです。
また、ハッピーホルモン(幸せホルモン)と言われているセロトニンの脳からの分泌も朝太陽の光を浴びることで、分泌量が増えるので、朝明るくなったら起きる、夜暗くなったら寝て十分な睡眠量を毎日確保することが、精神的発達にも重要とのことでした。
更に今回はご自身の豊富な小児科医としての治療例も踏まえ、大変有意義な講演をしていただきました。
早速、成田先生のたくさんの著書から2冊ほど購入し、うめつ歯科医院の子育て真っ最中のスタッフを中心に回覧中です。
内容の紹介は、後日させていただきます。