歯周病と糖尿病
2014-05-10
歯周病と体全体の色々な病気が関係することは、以前より言われてきました。
最も関連性がある病気の一つは糖尿病です。
糖尿病のコントロール状態が良い場合(安定した状態)は、歯周病をかかえている患者さんでも歯周病の状態も安定しやすいと言われています。
一方、糖尿病の状態も安定していない場合は、歯周病の状態も安定しにくい事は証明されています。
うめつ歯科医院に通院中の糖尿病の患者さんの歯周病の管理の際にも、私たちは必ず糖尿病の安定を示すデータの一つのHbA1Cはお聞きしています。
さて今日の新潟日報にこの歯周病と糖尿病の関係で新しい発見が見つかったと出ていました。
お口の中の歯周病菌は唾液の中に溶け出して、飲み込まれます。この飲み込まれた歯周病菌がお腹の中に入って行き、腸内細菌のバランスを悪い方へ誘導し、糖尿病になりやすくなるそうです。
その他、歯周病と関連する病気では、心臓などの循環器の病気、低体重児出産も報告されています。