歯周病学会参加
日曜日はつくば市で開催された日本歯周病学会の第55回秋期学術大会に、当院の歯科衛生士6名と参加して来ました.
私自身は小児歯科学会開催の学会や研修会は毎年必ず2回の参加していますが、歯周病学会への参加は久々です。
うめつ歯科医院の臨床担当の歯科衛生士は、全員日本歯周病学会の認定歯科衛生士です。
彼女達は最低年1回、歯周病学会主催の研修会や学会に出席し、研修を行なう必要があります。
歯周病学会認定歯科衛生士について→https://www.umetsudental.com/wp1/歯周病学会認定歯科衛生士
私が今回歯周病学会参加したのは、歯周病の認定医の資格取得を考えているためです。
今回の大会の大きなテーマは「歯周治療のリスクマネージメント」でした。
特に面白く大変勉強になったのは、タバコの歯周病についての高橋裕子先生の講演です。
奈良女子大学教授で京都大学付属病院で禁煙外来も担当している先生で、日本で禁煙治療の第一人者の先生です。
今回の講演の内容はまた何回かに分けて後日ブログに書かせていただきますが、あらためて禁煙の指導の大切さとポイントを理解出来ました。
また、今回の講演では高橋先生は和服で登場。
珍しいと思っていたら高橋先生は日本きもの学会の会長もされていました。
また歯周病認定医•専門医の教育講演は「天然歯およびインプラント周囲のティッシュマネージメントを考える」の演題で、明海大学准教授の林丈一郎先生が教育講演を行ないました。こちらはインプラント治療における注意点と問題点を豊富な治療例を通して講演されていました。
久々に歯周病学会に参加しましたが、参加人数も多く活気があり内容も大変役に立った学会でした。