爪楊枝(つまようじ)
さて、以前台湾の友人の歯科医師の先生の所へお邪魔した時に、小龍包で有名な台北にある「鼎泰豊」へ行きました。
その時にテーブルの上にある爪楊枝を、何気なく手にとり開けてびっくりしました。
普段は爪楊枝は使いませんので、あまり気にしていませんでしたが、この時は何故か手にして開けてみました。
するとこんな楊枝が入っていました。すごく工夫した形ですね。こんなの初めて見ました。
まるで左の端は、歯間ブラシみたいです。
爪楊枝で一番ポピュラーな物は、木で出来たこんな楊枝でしょう。
またもっと古くからある黒文字楊枝もあります。
その他にはでんぷんから作られ、破棄されたあとは自然に土になるでんぷん楊枝もあります。
これら爪楊枝は最初の「鼎泰豊」の物のように、すこしブラシのようになっていても、食べカスは取れるでしょうが、歯周病の原因のプラークは取れません。
やはりきちんとした下のようにブラシの形の歯間ブラシで擦らないと歯と歯の間のプラークは取りきれません。
そういえばゴムで出来た「やわらか••••」などと言う物もありますが、爪楊枝の代わりにはなりますが、歯周病の原因のプラークは取れません。
また歯間ブラシは使う時に、歯と歯の間に入れる方向を工夫する必要があります。
正しい歯間ブラシの使い方は、以前書いたうめつ歯科医医院のこちらのブログを参考にしてくださいね。
→https://www.umetsudental.com/wp1/archives/category/pastblog/歯周病のこと/page/4
せっかく使うんですから歯医者さんで指導を受けて、効果のある使い方で使うことをお勧めします。