大学特別講義2回目
2012-07-05
昨日、4日水曜日は、非常講師をしている母校の日本歯科大学新潟生命歯学部の登院生(5年生)に、特別講義をしてきました。
今年はこれで2回目です。前回は5月27日に行ないました。
今回は前回の物に少し手を加えて内容を変更してみました。
最初は、お決まりの自己紹介。
私が、24年前新潟市秋葉区でうめつ歯科医院を開業したころの事や現在の医院の様子等を話しました。
さて今回は先日、うめつ歯科医院で歯周病のメインテナンスをさせていただいている患者さんのなかでも、最も長い方の一人が定期検査にいらっしゃったので、その経過なども講義に加えました。
この患者さんは21年間、銀歯の本数も増加せず、重症だった歯周病も完全に安定してポケットの再発ゼロです。
チームプレーで、歯科医師と歯科衛生士がきちんとした役割を行なってゆく事の大切さ、成果を分かってもらえたと思っています。
昨年の歯科疾患実態調査の結果が、先頃発表されましたが、日本人の高齢者の残存歯数は大幅に増えています。
歯科も、いかにその歯を一生大事に使ってもらえるかと言う方向に転換してゆく事が、必要になってきます。
むし歯や歯周病の発生や再発をコントロールすると言う広い意味での予防の大切さを、理解してもらい卒業後、自分たちの臨床に生かしてもらえたら良いと考えています。