福島からいらした患者さん
2011-12-18
うめつ歯科医院、先週のマザーズデイに、福島のいわき市から転居して来たお母さんとお子さんが、初診で来院されました。
3月11日には自宅の目の前30mまで津波が来たそうです。
幸い自宅の外に出ていたので、必死にお子さんと高台に逃げたそうです。まさに生き延びたという感じだったそうです。
その後は福島第一原発の放射能漏れの被爆を心配して、お母さんと子どもたちは新潟に避難されて湯沢にいて、現在は秋葉区にお住まいです。
本当にお気の毒と思います。
その方だけでなく他にもお子さんを連れて、避難してこられてうめつ歯科医院に治療にいらしている方やご高齢で避難区域からこちらへ転居した方もいらっっしゃいました。
皆さんじっと我慢されていますが、やはり東京電力や政府に対して言いたい事は沢山あるようです。
自分たちに責任は無いのに自然災害と異なる人災で、生まれた故郷を去らねばならない無念さは想像出来ません。
少しでも歯科のことでお役に立てたらと私も歯科衛生士も頑張って対応させていただいています。
しかし関連する皆で知恵を出し合い、もうすこし今と別な対応も出来ないのかなと考えてしまいます。