胡蝶蘭
久々の蘭の話題です。
衆議院選挙も終わり、今売れ筋のお花は何かと言うと胡蝶蘭だそうです。
先日も地元の地方紙「新潟日報」に新潟市西蒲区の蘭店の記事が出ていました。
選挙の当選のお祝に使われる胡蝶蘭の寄せ植えを、たくさん準備しているとの記事でした。
確かに胡蝶蘭の寄せ植えは豪華で、比較的花持ちも良く各種お祝に喜ばれるようです。
日本語で胡蝶蘭は学名はファレノプシス(Phalaenopsis)と言います。これはラテン語のphalaen(蛾)+opsis(似る)からきていると言われています。花が咲いている様子が、蛾が止まっているように見えることから名付けられたそうです。
英語もそのものズバリMoth orchid(蛾蘭)。しかし日本語の胡蝶蘭のほうが優雅な感じがして良いですね。
私が25年前に最初に買ったのも一株の胡蝶蘭でした。
当時はまだ今ほど胡蝶蘭が一般的でなく、園芸店で見たとき「何てキレイな花だろう」と感嘆したものでした。それ以来飽きずに25年間園芸の趣味の中心に洋蘭があります。
胡蝶蘭はその花の色や形の優雅さも有りますが、たくさんの花が一列に咲きそろうことで豪華さを感じます。
さて今まで私が見た中で一番多く1株から咲いていた胡蝶蘭はこれです。
数年前台北の建国花市をぶらぶらしていた時、見かけたピンクの胡蝶蘭は何と31輪が咲いていました。
胡蝶蘭は蘭の中でも育てる際に比較的温度が必要なので、私は現在2鉢のみで沢山育てていません。
この2鉢の胡蝶蘭は、5月頃に咲き始めます。咲くとうめつ歯科医院の受付に飾ります。
一方白の大輪は高温が必要な蘭です。比較的育てやすいのは、ピンクや黄色やストライプの中輪から少輪の物です。
今頃、当選した候補者の事務所には、沢山の胡蝶蘭の寄せ植えが飾られていることでしょう。