2011年7月の記事
歯を磨くサル
2011/07/10
大分前のお話です。たぶん2年前の春のころでしょうか。
朝、NHKの7時のニュースを見ていたら「歯磨きを子どもに教えるサル」の事が出ていました。
内容は京都大学の霊長類研究所がバンコクのお寺に住んでいるカニクイザルの群れを観察していた所、小猿に歯磨きの仕方を教える母サルの様子が観察されたということでした。仕事がら非常に興味ある内容でしたので、後日インターネットで検索して調べました。
このサルが歯磨きに使う道具は正に「フロス」です。お寺に参拝に来る人の長い髪の毛を集めてフロスとして、それで歯と歯の間を磨いているそうです。すごいですよね。ちゃんと使っています。
しかも、小猿が見に来るとその使い方の動作を大きくして、子どもに分かりやすく見せていたそうです。
真剣に小猿が見ています。サルも自分の健康を守る方法を子どもに教育しているんですね。
この写真は私が学校歯科医をしている新津第三小学校の5年生の歯肉炎予防教室の時に使っています。
今年もうめつ歯科医院では歯科衛生士が11月に2年生に6歳臼歯の磨き方、5年生に歯肉炎予防教室を行なわせてもらいます。