2012年11月の記事
動物飼育(山羊のメエちゃん)
2012/11/30
昨日、新津第三小学校の5年生に「歯肉炎予防大作戦」というテーマで、歯肉炎予防教室を行なって来ました。
今回はうめつ歯科医院の高橋衛生士がお話をさせていただきました。
今週の月曜日には、2年生にむし歯予防教室を行い、その際に2年生の教室や廊下に大根の葉が干してあり、「教室にメエさんのごはん」と書いてありました。
今回の歯肉炎予防教室の時に、養護教諭の先生に「山羊を飼っているんですか?」聞くと
2年生皆で飼っているとのことでした。
山羊とは大きな動物ですね。私が小学校の時は学校でウサギを飼育して、みんなで世話していました。動物を飼う事は情操教育にも良い事だと思います。
校内の何処で飼っているのかと思ったら、中庭にりっぱな飼育舎がありました。
2階から覗くと山羊はいませんでした。養護の先生が「今、お世話係とお散歩中かもしれませんね」とのことでした。
少し待つとと山羊のメエさんと子ども達が、帰って来ました。途中で草を食べていて、帰りが遅れたそうです。
これが本当の道草を食うですね。
お世話係の2年生が一緒です。中にはチリトリとほうきを持っている子もいます。
そそうをした時に、ちゃんとキレイにするんですね。
歯肉炎予防教室が終わり、あんまり私が山羊に興味があると養護の先生が、飼育舎まで案内してくれました。
三条市から来た雄の小山羊だそうです。
ものすごくかわいい山羊で、近づくと顔を出してくれました。
動物の乳歯、永久歯
2012/11/28
今週の火曜日(27日)に学校歯科医をしている新潟市秋葉区の新津第三小学校の2年生に、むし歯予防教室を行なって来ました。
テーマは「むし歯予防大作戦 6歳臼歯は大切だ!」でした。
最初に音楽室でプロジェクターとパソコンを使いうめつ歯科医院の坂井歯科衛生士がお話をして、その後4クラスに分かれて各教室に移動、実際に6歳臼歯の汚れを染め出して、磨き方の練習を行ないました
その歯科衛生士のお話の中で、聞いてくれている児童から最も反応が良かった項目は。動物の歯の本数についてです。
「みなさん!乳歯と永久歯の本数を知っていますか。」と聞くと会場からたくさんの声が上がり色々と答えてくれました。
正解は下のスライドの通りです。
人間の乳歯は20本、永久歯は32本です。この永久歯の32本という数は親知らずが4本全部ある場合、最近は4本無い人も多いので、基本的に28本あれば問題ありません。
ペットの犬やネコの歯の本数は、ネコの永久歯の30本を除くと人間より多いですね。
教室で指導中にふと見ると教室の中や廊下には、大根の葉が干してありました。
「なんだろうか、昔の保存食として大根の葉を干して冬に食べるというのがありますが、給食に今時使わないだろうと思って不思議に見ていました。
教室の中を見て分かりました。「メエさんのご飯」と書いてありました。
たぶんヤギさんを皆で飼ってるんでしょうね。
今週の木曜日に今度は5年生の皆さんに、歯肉炎予防のお話に行きますので、その時にメエさんの事を聞いてみようと思います。
歯ぎしり
2012/11/18
14日の水曜日のNHKテレビ、「ためしてガッテン」を見た方はいらっしゃるでしょうか。
→http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20121114.html
翌日からうめつ歯科医院に治療で来院された患者さんも見た方が、何人かいらっしゃいました。
診療室で歯ぎしりや噛み締めによると思われる不快症状を訴える患者さんは非常に多く、お口の中を検査してむし歯が無く,「咬むと痛い」とか「しみる」と言う場合は、噛み締めを疑います。
また、明らかに上の様な強い症状が無くても「咬むとなんか変」と言う時に、ほんの少し噛み合わせの調整を行なうだけで、解消される時もあります。
以前のブログにも書かせていただきましたが、この写真のようなすり減った歯の患者さんは沢山いらっしゃいます。
https://www.umetsudental.com/wp1/archives/category/pastblog/歯周病のこと/page/2
歯ぎしりは、むし歯や歯周病と共に歯科の大きな病気と考えています。適切に治療することが大切と考えています。
谷本 光 ライブ
2012/11/15
11日日曜日、午後から新潟市の東急インで新潟県保険医会主催の研修会に参加して来ました。
私も歯科の理事をしていますので、この時期は新規開業医の先生への研修会を行い、何回か講師を努めさせていただいた事があります。
今年はすこしテーマを替えて行なったところ、定員を上回る参加の申し込みがありました。
さて、その研修会が終わり、夜は久々にアコースティック•ギターのライブに行って来ました。
場所は新潟市の駅南のケヤキ通りにある「カポタスト」。
Music Cafe’ Bar Capotast→「http://capotast.com/]
このお店はもうすぐ4周年、ここが出来てからなかなか大きな会場では呼べないアーチストのライブを見る事が出来るようになりました。
この日のアーチストは「谷本 光」、ゲストとしてボーカルの「早川英里可」さんも最後に2曲ほど歌いました。
当日は写真撮影はOKですが、ストロボNGとのことで、写真がぶれてしまいました。
谷本君は現在28歳、16歳からギターを始め、17歳にプロのギター弾きとしてデビューした天才です。
エクスペディア→谷本光「http://ja.wikipedia.org/wiki/谷本光」
今までも色々なCMの音楽や谷村新司、渡辺美里、夏川りみさんなどのバックギタリストを務めています。
特に谷村新司さんからは、武道館で歌う際に「早川君のバックでないと歌えない」と言わせたほど。
確かにすごいアーティストでした。ソロでもすごいし歌のバックでもビシッと決める。
本当に驚きの連続でした。
うめつ歯科医院では院内のBGMにアコースティック•ギターの曲を良く使っています。今度は谷本君のCDも使用してみたいと思いました。
このジャンルでは押尾コータローさんがメージャーですが、谷本君のようなすごい新人が次々現れる日本のギター界の水準のすごさを知りました。
この日は土曜日の夜から顎関節症の研修会、日曜日の保険医会の検討会と続きましたので、残念ながらライブ終了後の懇親会参加は断念。
次回はぜひ参加して少しでもギターのアドバイスを受けたいと思ってます。
また、谷本君、早川さんとも札幌の出身で、私の実家と近いようです。その話しもしてみたいと思っています。
顎関節症セミナー参加
2012/11/13
10日、土曜日に診療終了後、新発田市のいいじま歯科クリニック主催の顎関節症の研修会に参加して来ました。
今回は全6回のコースで、来年の5月まで月一回土曜日夜2時間半の予定で行われます。
講師は日本歯科大学新潟生命歯学部教授の永田和裕先生。
現在同大学新潟病院のアゴの関節外来の主任です。
既に3000人以上の顎関節症の患者さんの診療経験が有り、新潟のこの分野の第一人者です。
個人的にも大学卒業後、大学に勤務していた頃から親しくして頂いて25年ほどのおつきあいの先生です。
今回参加を決めたのは今まで自分で行って来た顎関節症の治療の総まとめ、再確認のためです。
先週土曜日の一回目から永田先生の講演内容が、以前と違いまた進歩していると実感しました。
うめつ歯科医院も顎関節症の患者さんが来院され治療に当たりますが、難しい難症例の場合は永田先生に紹介させていただいています。
うめつ歯科医院に来院する顎関節症の患者さんが、比較的若年者の女性の患者さんが多いと思っていました。
やはり今回の講義でも顎関節症は、発症に性差があり、女性は男性の3〜4倍、また発症年齢は16歳から30歳ぐらいまでと50歳前後に増える傾向がある事が示されていました。
第2回目からは実習も含まれ、じっくり最新の顎関節症の治療を研修出来るので大変楽しみです。
マザーズデイ•パンフレット
2012/11/11
昨年の11月からうめつ歯科医院で始めたマザーズ•デイが1年経過しました。
おかげさまで新潟市秋葉区を中心に、いろいろな方から利用していただいています。
その際、お子さんを預からしていただき保護者の方の歯科治療を行なうだけでなく、保育士の重松と保護者の方が色々な育児相談をしていることもよくあります。
また、お預かりしている小さなお子さんのむし歯予防について、歯科衛生士がアドバイスさせていただく事もあります。
そこで先日から、マザーズデイを利用している患者さんのために「お子さんをむし歯から守るためにできること」というパンフレットを作成して
お配りしています。
このパンフレットにはお子さんを,むし歯にしない色々なアドバイスを載せています。
うめつ歯科医院では。むし歯が出来てからむし歯の治療をすることより、むし歯を作らないために何をするかが大切と考えています。
もちろん出来てしまったむし歯はきちんと治療させていただきますが、一生自分の歯で食べていけるための早道は、低年齢からむし歯を作らないことです。
もしむし歯が出来てしまったら乳歯のうちにしっかりむし歯を治し、なぜむし歯が出来てしまったのかを、私たちと一緒に考えていただき「出来る事からむし歯予防をしてゆきましょう」といろいろ提案させていただきます。
そうすることで新しいむし歯の発生を無くし、できるだけ健康な永久歯の歯並びを育てることが私たちの医院の目標です。
もしむし歯が出来てしまっても、まだ大丈夫です永久歯に生え変わるのが最大のチャンスです。
お口のケガ、歯の外傷
2012/11/09
水曜日、学校歯科医をしている新津第三小学校の就学時健診が終わり午後の診療をしていた所、歯をぶつけてケガをしたお子さんが急患で来院しました。
幸い今回のお子さんは間もなく抜ける乳歯の所だったので、様子を見る事にしました。
以前のブログでも書きましたが、お子さんのケガの中で歯の外傷は比較的多いケガです。
今一度、もしものために応急の対応法を紹介しておきます。
歯の外傷はいろいろな状況が考えられます。
歯がグラグラしてしまった時は、周りの歯と一緒にその歯を固定して安静を保ちます。
歯の場合もこの様な状態を脱臼と言います。関節なども脱臼するとギブスをしますが、歯の場合も周りの歯と固定する事でギブスのようにするわけです。
歯が欠けてしまった時は、新潟市秋葉区では各小学校に「歯の保存液」を用意してあります。
割れた破片や抜け落ちた歯をその中に入れて持参してもらえます。歯の破片は保存液に浸けないでも良いですが、根から抜けてお口の外に出てしまった場合は、この保存液は本当に助かります。
就学時健診
2012/11/07
本日、午後から学校歯科医をしている新潟市秋葉区の新津第三小学校の就学時健診に行って来ました。
就学時健診では来年1年生になるお子さんを対象に、毎年この時期に内科と歯科の健康診断を行なうことになっています。
今回の健診対象の児童は126名でした。
皆さん、おりこうさんにお口をいっぱい開けて見せてくれました。
健診したお子さんのお口の中も、本当にむし歯が少なくなりました。私がうめつ歯科医院を開業した24年前の状況とは雲泥の差です。
予防が地域に根付き、それが結果として現れる、すごく良い事と考えます。
この健診の時はお手伝いとして5年生の児童が、新しく来年自分たちの学校に迎える子どもたちを一生懸命お世話していました。
自分たちも来年6年生になり、小学校で一番上級生。こんな事からも自覚をもって6年生になっていくことでしょう。