2012年6月の記事
パソコン入れ替え
2012/06/29
27日水曜日の休診日は、うめつ歯科医院に缶詰状態。
主な仕事は医院のカウンセリング•コーナーのパソコンの入れ替え。
うめつ歯科医院では、お口の中の写真や歯周病の検査、デジタルレントゲンの画像整理等は「Dental X」という管理ソフトを使用して行なっています。
Dental X →http://dentalx.jp/
これを導入して既に15年ほど経っています。
治療台の脇のパソコンで歯周病のデータやお口の中の写真を、その日に検査したり撮影したものと15年前の物でもすぐに比較出来ます。
うめつ歯科医院は、新潟市秋葉区でも最も早くこのシステムを導入して使用して来ました。
理由はお口の中の写真や各種検査データは患者さんにタイムリーに見ていただき情報提供することで
、当院で行なっている治療行為を理解していただくのがとても大切と考えているからです。
実際に、患者さんにも百聞は一見にしかずで、見ていただくと非常に良く理解していただけます。
今ではこのシステムが無いと予防や歯周病等のメインテナンスの診療が成り立ちません。
さて、その「Dental X」のサーバーの入れ替えですので、大仕事。
カルテ用のパソコン、デジタルレントゲンのパソコンともネットワークで繋がっています。
院内で診療中起動しているパソコンは、最大で13台。
これらにお口の中で使う親指カメラ等それぞれの治療台にあるパソコンに接続してあり、ipのネットワークプリンター、iPod touchも3台、これら全てがサーバー入れ替えで再度接続確認。
サポートしていただいている業者さんも東京、長野、地元秋葉区からと集まっていただき、どうにか無事に終わる事ができました。
ご苦労様でした。
無事、新しいサーバーもカウンセリング•コーナーに納まりました。
しかし、いつもサーバーの入れ替えでは、簡単には終わらないのが常。
その日終わりに「明日の朝無事システム動くか心配だね」と話していましたが、翌日やはり動きません。
デジタルレントゲンが各治療台のパソコンに読み込めません!
幸いサーバーで読み込めましたのでどうにか2日間診療して、また本日診療後セットアップの確認と修正。
どうにか明日は皆無事に動いてくれる様に、神様に祈るのみです。
しかしこれも1週間もすると落ち着くでしょう。そうすれば安定します。
これも何時ものこと。そうすれば快適にシステムが動くはずです。
今度のものはHDが1TBですので、そうとう保つと思います。
8020達成者 38.3%
2012/06/27
先日、6年に1回行われる歯科疾患実態調査の結果が、厚生労働省から発表されました。
厚生労働省ホームページ→http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/62-23.html
調査結果概要→http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/62-23-01.pdf
今回発表されたのは、平成23年の行なわれた歯科疾患実態調査の結果。
色々な項目が調査されていますが、今回特に目立ったのは高齢者のお口の中の歯の数が増えて来ている事。
「8020を目指して」と言われますが、お口の中の健康維持の1つの目標で、患者さんにも「私は8020大丈夫ですか」とよく聞かれます。
80歳で20本の歯が有れば、とりあえず食事にはあまり不自由しないということで、これをテーマに随分と色々な歯科の行事が企画されてきました。
今年の8020達成者は推定で38.3%と言う結果です。
これは前回の平成17年の調査より14%も増加しています。
またデータから推定すると,80歳で平均13.9本の歯があります。
ちなみに、平成17年調査における80歳の1人平均現在歯数の推定値は9.8本(平成5年5.9本、平成11年8.2本)
最近急速に結果が良くなってきています。
やはり日本人の歯は確実に長持ちする方向に向かっています。
下のグラフを見ても毎回調査の度に、良くなっているのが分かります。
(厚生労働省データより)
特に65歳から79歳までの伸びが大きいのがわかります。
シルバーエイジの方のお口の健康が改善されるのは、本当に良い事です。
これからも新潟市秋葉区うめつ歯科医院では、歯を出来るだけ削らない、抜かないをポリシーとして歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士がチームプレーで貢献していきたいと思っています。
珍客
2012/06/25
昨日、新潟は良い天気でした。今年の梅雨は低温と少雨のような気がします。
さて、こんな日にと思い庭の手入れをしました。
この時期、油断すると色々な問題が起きます。
春に薬剤散布をしたにもかかわらず、サルスベリには早くもウドン粉病発見!
早速、薬剤散布をしました。放置すると夏には大変な事になります。
消毒中にふと隣のハナミズキを見ると、なんとアメリカシロヒトリが2カ所もネットを張っていました。
あわてて枝ごと切り落とし処分、幸いまだ幼虫はネットの中だったので助かりました。大きくなりネットを出ると、蛾の幼虫とは思えない俊足で走り回り葉を食べ尽くしてしまいます。
ユズも剪定と摘果をしないといけない状態だったので行い、葉裏にはコナジラミもみられたので消毒をして一段落。朝から3時間の庭仕事でした。
さて、一休み後、庭に出て最後まで植え替えしないで放置してあったデンドロビューム・スペシオサムを車に積もうとしたら、そばのレモンの鉢植えに何か変なのがいるのに気がつきました。
なんとヘビ! シマヘビがレモンの木の上にいました。さすがにビックリしました。
まさか住宅地の庭にヘビがいるとは思いませんでした。確かにこの辺はまだ回りに田んぼもあり、49号線のバイパスの反対側の田んぼの中を犬の散歩していると、キジが出てくる事もあります。まだ自然がいっぱいの環境ですね。
こんなに近くで自然のヘビを見るのは久々、30cmぐらいまで近寄っても逃げません。
かなり接近して写真撮影、逃げる気配もありません。10分ぐらい観察していたら、その後ブルーベリーの茂みの方へ入っていきました。
危ないヘビでは有りませんが、急に出くわすとビックリします。
狭い庭なので多分餌が無くなると、どこかに行ってしまうでしょうが、今年はブルーベリーの収穫時は注意しないといけませんね。
歯周病研修会参加
2012/06/23
20日の水曜日、深井•加藤歯科医院の深井先生主催の歯周病研修会に、歯科衛生士と参加して来ました。
今回は全4回シリーズの第3回目、6月初めに深井先生がウィーンで開催されたヨーロッパ歯周病学会に参加して来たので、その時聞いて内容も含まれています。
深井先生の研修会は、参加者の歯科衛生士さんが毎回宿題を出され、それについて発表して、他の参加者から質問され、発表者はきちんと答えることが必修です。
皆さん必死に内容を復習してまとめて来ます。
この様なやりかたですと本当に身に付きます。
ヨーロッパ歯周病学会は3年に1回の大きな学会です。次回は3年後ロンドンで開催されるそうです。
深井先生に参加を誘われました。面白そうな学会だと思います。
口腔外科研修会参加
2012/06/21
先週の土曜日16日診療終了後、友人の新発田市のいいじま歯科クリニックの飯島先生主催の口腔外科研修会に参加して来ました。
飯島先生はスタッフの研修にも熱心で、今回は勤務医の先生の研修会を、若手の先生にも解放して行なった研修会でした。
→いいじま先生のブログ:http://iijimadental.com/blog-dr/
講師は日本歯科大学新潟生命歯学部の口腔外科教授の田中彰先生です。
うめつ歯科医院も口腔外科関係の患者さんを、紹介させていただいています。
口腔外科では今一番油が乗っている先生の研修会ですので、普段何気なくやっている外科治療でも得られる知識が、沢山有ると思い飯島先生にお願いして参加させていただきました。
パワーポイントを使った講義の後、模型を使った実習もありました。
やはりベテランの口腔外科の第一線の先生の治療法には,参考になる事が沢山有り非常に有意義でした。
研修後は、懇親会にも参加させていただき更に色々な話題で盛り上がり、楽しい時間が過ぎ気がついたら日にちが変わっていました。
飯島先生、田中先生有り難うございました。
参加した若手の先生の活躍を期待します。
ホームケアのフッ素利用
2012/06/19
先日、新患でお子さんを連れてこられたお母さん。
この時期はむし歯予防にとってはとても大切な時期です。
お母さんも良くご存知で熱心な方でした。仕上げ磨きも当然のようにきちんとされています。
「すごいですね、良いですよ!」とお話していると、歯磨き剤の話しになりました。
フッ素入り歯磨き剤の900ppmの物を使って仕上げ磨きをした後に、100ppmのフッ素スプレーをしているとのこと。
「????」と思いました。900ppmのフッ素入りの後に、また100ppmのフッ素スプレー!
まあ悪くは無いけども、やはり意味があまり無いですね。
「それなら900ppmの歯磨き剤を使えてますので歯磨き後うがいを1回にして、100ppmのスプレーは使わなくて良いですよ」とお話ししました。
そのお母さんもそれぞれの歯磨き剤や虫歯予防の市販のフッ素薬剤のフッ素濃度と利用の仕方ご存知ありませんでした。
当然だと思います。この辺のことはきちんとその家庭でのフッ素利用の状況を考えてアドバイスする必要があります。
以前もうめつ歯科医院に初診でいらした患者さんに虫歯予防をお話したら、以前から小学生のお子さんに100ppmのフッ素スプレーを使っていたお母さんがいました。
小学生なら900ppm〜1,000ppmの歯磨き剤をきちんと使うか家庭でフッ素洗口した方が良いです。
100ppmのスプレーではいくらあっても足りない。
やはりフッ素を家庭で使う事は、むし歯予防には大切な事ですが、正しい使い方は診療室できちんとお伝えしないといけないと改めて感じました。
小さくなる歯
2012/06/17
今回は歯のすり減りのお話です。
まず下の写真見て下さい。
左は2001年の初診の時、右は2011年の定期検査の時の状態。
同じ患者さんです。ずいぶん歯がすり減り短くなってしまいました。
初診時、うめつ歯科医院にいらした時「噛み締めや歯ぎしりしますか?」と伺っても、ご本人はしませんとのお答え。
しかし初診時のお口の中には、噛み締めや歯ぎしりの証拠の歯のすり減りが沢山ありました。
また、左の写真に比べ右は歯を支えている骨がデコボコしてきています。
これは噛み締めや歯ぎしりの強い力から歯を守ろうと骨が厚くなった結果です。
またこの患者さんは顔の形ががっしりした顎張りタイプ。
そうゆう顔かたちの方で、歯ぎしりや噛み締めの習慣を持つ方は、どんどん歯がすり減っていき、骨も厚くなってゆきます。
防止策については、歯ぎしりや噛み締めを止める自己暗示療法等のトレーニングやマウスピースがありますが、慎重に選ばないといけません。
学校歯科健診
2012/06/15
13日の水曜日は学校歯科医をしている新潟市秋葉区「新津第三小学校」で歯科検診をしてきました。
学校歯科健診は毎年6月30日までに行うことが、学校保健法で決められています。
この年1回の歯科健診でむし歯や歯肉炎、その他の異常がある児童には治療のお知らせを出します。
以前と比べ旧新津地区は本当にむし歯が少なくなりました。
6月始めに文部科学省が発表した全国の12歳児のむし歯本数も12年連続で新潟県が全国1番です。
http://www.pref.niigata.lg.jp/kenko/1301519240571.html
(新潟県ホームページより)
全国の約半分です。
今回は私の他に5人の歯科医が行き、各学年を担当しました。
私は主に6年生、特別支援学級の児童を健診しました。
健診後各先生から気になった事等をお話して頂きます。
「2年生は下の6歳臼歯の内側が磨けていない」、「歯肉炎が目立ってきている」、「全体的にはむし歯も少なく良い状態です」等の意見をいただきました。
今年も2年生のむし歯予防教室、5年生の歯肉炎予防教室を予定していますので、今回の健診結果を元に更にお口の中が健康になるようにお手伝いしたいと考えています。
蘭のお裾分け
2012/06/13
日曜日の午後、カトレアの株分けをしました。
昨年かなりの数を植え替えや株分けしたので、今年は比較的楽です。
しかし、やはり20鉢ありました。
新芽が伸びて鉢からはみ出す前に植え替えないと、その新芽は大きく成長出来ません。
蘭は基本的には非常に進化した植物ですので、多少手入れをさぼっても枯れません。
枯れてしまうのは、水のやり過ぎや温度不足などです。従ってこれらに気を付けて栽培していると、蘭は増える一方。
先日、うめつ歯科医院に定期検査にいらした患者さんが、株分けしたカトレアをもらいたいと言ってくださったので、大歓迎!
その方は今は胡蝶蘭を栽培しているそうです。
カトレアは胡蝶蘭ほど栽培温度もいらないので上手に育てられると思います。
以前も時々、このようにお花の好きな患者さんに差し上げた事が、何回か有ります。
その後定期検査にいらした時、「先生、花が咲きましたよ」等報告してくださいます。
それはうれしいことです。
中には増えてそれをお友達に分けて差し上げる患者さんもいます。
今回差し上げる蘭は、主にカトレアです。
ちょうど夏咲きのレリア•パープラータも3鉢咲いたので、1つ差し上げました。
仕上げ磨きにフロスを
2012/06/11
久々にむし歯予防のホームケアのアドバイスです。
先週は初診で、「急にうちの子のむし歯が大きくなってびっくりしました」とお子さんを連れてこられた患者さんが、何人かいました。
そんな時まずお母さんに、お聞きする事があります。
「仕上げ磨きの時に奥歯にデンタルフロスを使っていましたか?」
大抵は、「使っていません」とのお答えです。
下の写真を見て下さい。右下の奥の2本の乳歯です。
左がお口の中から見た歯の状態、水色の矢印の部分に全くむし歯が無いように見えます。
右はその部分のレントゲン写真です。水色の矢印の先きの部分が黒くボーッと影が見えます。
この部分がむし歯です。既に神経の近くまで進行しています。
歯は表面がエナメル質と言って人間の体の中で一番硬い組織です。そのエナメル質の内部には象牙質と呼ばれるもう少し柔らかい部分があります。そして中心には歯髄と呼ばれる神経と血管等が入っている空洞があります。
むし歯はエナメル質から象牙質に進行すると中で大きく広がります。
そしてむし歯で内部が柔らかくなると、咬む力に耐えきれずボコッと穴があきます。
これが「急にむし歯が広がり穴が空いた」という状態です。
歯と歯の間のむし歯は歯科健診では見つけにくい物です。
特に小児のむし歯は色が黒く無いものが多く(急性う蝕)見えにくく、しかも進行が早い特徴があります。
奥歯の咬む面の溝にむし歯が無いから安心しないで下さい。
歯ブラシでは歯と歯の間は磨けません。
ぜひ保護者の方はフロスを使って仕上げ磨きをして下さい。
パソコンダウン
2012/06/09
うめつ歯科医院では、デジタルレントゲン、患者さんのお口の中の写真や歯周病検査結果、矯正のMFT(筋機能療法)のVIDEOの整理と患者さんへの説明のため、それぞれの治療台の横に、コンピューター(PC)があります。
今週に入ってからその中の1台がどうも調子悪く、火曜日にとうとう動かなくなってしまいました。
動かなくなったのは、一番年期の入ったG5-iMac.
これは10年以上働き続けていました。
新しいコンピューターを用意しようと考えたのですが、サーバーに使っているPCもけっこうHDがいっぱい。
そこで新しいサーバーを用意して、今のサーバーを治療台の方へ移設することにしました。
それまでは、とりあえずスタッフ用のMacbook Airで代用する事にしました。画面が小さいのですが画像はキレイです。
このサーバーPCで情報管理に使っているソフトがDental Xと言うソフト。
歯科用の管理ソフトの中では、歴史も古く、非常に優れたソフトです。
開発初期の頃は歯周病の情報管理の方法については、うめつ歯科医院からも色々な提案をさせていただいたこともあります。
さて、このサーバーの入れ替えが、一仕事。
Dental Xのみでも既に218GBほどありました。その他に医院の色々な資料等で500GBのHDがもうすぐいっぱいになってしまうでしょう。
多分データー移行だけでも1晩は掛かるでしょう。
考えてみれば、お口の中の写真をほぼ全ての患者さんに撮影するようになって18年、枚数は今では30万枚近く、これにVideoの動画も有るので大変な情報量です。
それにカルテコンピューターとデジタルレントゲンのリンク設定、治療台の脇のクライアントのPCノ設定が6カ所。
考えただけでも大仕事です。
しかし新しいPCは確実に進歩しているので、画像もキレイで、処理速度も速いのでいつも感動します。
月末は大仕事が待っていますが、楽しみです。
代診
2012/06/07
水曜日、うめつ歯科医院は休診でした。
普段ならこの時期、庭に手入れ、蘭の植え替えや溜まっている医院の雑用をします。
昨日は、友人の深井先生の診療室で診療をしてきました。
深井先生は大学退職後、新潟市西区寺尾で開業しました。専門は歯周病です。
新潟県でも民間の診療所で、初めて日本歯周病学会から研修施設に認定された診療所です。
深井先生には大学で歯周治療科の助教授時代、うめつ歯科医院開設当初から15年間、当院で歯周病の治療を担当していただき、患者さんの診療や歯科衛生士の教育を行なってもらいました。
そのおかげで当院の患者さんの治療を担当する歯科衛生士6名、全員日本歯周病学会認定歯科衛生士の資格試験に合格しました。
昨夜、深井先生からメールが来ましたが、今日からウィーンで開催されている「ヨーロッパ歯周病学会」に参加するそうです。
あまり長い間お休みすると患者さんにご迷惑かかるので、お休みの真ん中の本日、頼まれて代診してきました。
以前、私がバルセロナのIADR(国際歯科研究学会議)の学会で10日ほど、自分の診療室を休診にした際は、深井先生が当院で代診していただいたこともあります。
海外の歯科の学会は日本の学会と違い日程も長く、参加するには往復の旅程も長いので、最低1週間は、診療室をお休みしないといけません。
そのような時に、お互い信頼出来る友人にお願いして診療室をサポートしてもらう事は大切です。
初めての診療室は、やはり自分の診療室と勝手が違うので、戸惑うことも多いのですが、診療スタイルも似ていますし、スタッフ研修等で当院と交流も多いので、問題無く診療してきました。
また、うめつ歯科医院、新発田のいいじま歯科クリニックも6月、7月と深井先生主催の歯周病の研修会に参加させて頂く予定です。
5月に参加した歯周病研修会の様子です。
午前中は、歯周病の患者さん中心、午後は私の専門の小児の患者さん中心で予約が入っていました。
深井•加藤歯科医院のスタッフの方もスムーズのサポートしていただき有り難うございました。
帰国後、また学会で勉強してきた内容を聞くのも大変有意義です。
2年ぶりの開花
2012/06/03
今、2年ぶりに咲いた蘭が診療室の窓辺を飾っています。
Den. crepidatum ‘Mariko’SSM/JOGA
以前から大好きな蘭でしたが、昨年はあと1週間で咲くところまでいきましたが、ナメクジに蕾全て食べ尽くされてしまいました。
蘭栽培ではナメクジ対策は油断出来ません。
一般的に花をより大きくきれいにする品種改良のために交配を行ないますが、この花のように原種でもきれいな物も沢山あります。
ちなみに品種名の最初の字が小文字「crepidatum 」の場合は原種、もし「Crepidatum」となっていたら交配種になります。
この花は花柄もきれいなピンクという珍しい蘭です。また天気の良い日は、良い香がします。
ブログ再開
2012/06/01
ホームページのリニューアルが完了しました。
それに伴いブログもうめつ歯科医院のホームページの方へ引っ越しました。
これまで1年間ほぼ2日に1回の更新を続けてきました。
今後もできるだけコマメに更新しようと考えていますので、ぜひ見て下さい。
さて、やっと爽やかな日が続くようになってきました。
先週の日曜日は、春恒例の仕事をしました。医院の待合室の窓と1階の玄関のフラワーボックスの花の植替えです。
昨年の秋から冬の間も頑張って咲いてくれたビオラから、キリンウェーブのピンクとサフィニアのバイオレットに交換です。
今年のキリンウェーブはキレイなピンク色です。
これから秋までキレイに咲かせるには、肥料管理と2、3回は新芽を出すためのピンチは大事な仕事です。
せっかく咲いているので可哀想とピンチ(摘芯)を行なわないと、株元の葉が落ちてはげたようになってしまいます。
秋まで株全体をこんもりとキレイに咲かせるには、せっせとピンチを行い脇芽をたくさん出して、大きな葉を付けさせないといけません。
ピンクとバイオレットを同時にピンチしてしまうと花が無くなりますので、まずはバイオレットをピンチしようと思っています。