2013年8月の記事
歯が痛い
2013/08/23
久々に歯の痛みを経験しました。
お盆休みの後半、実家へ里帰りしていた14日から15日、急に歯が痛くなりました。
さすがに職業柄、歯の痛みはそうそう経験するものではありません。
場所は左上下の犬歯のあたり、歯が浮いたようでしっかり咬めません。
上下の歯が咬み合わさらないと痛くはないのですが、噛み合すと痛くて物がしっかり咬めません。
そちろんむし歯や歯周病はありませんので、「う〜ん、昨日の夜、噛み締めて寝てたかな?」と思いましたが、
とにかく今までの噛み締めによる歯に異常な力が掛かっていたいのとは、程度が1段階上。
そうなると歯科医としても少し不安になります。
「ヒビでも入ったかな〜、困ったな」と考えてしまいます。
まあ少し様子見て、痛みが引かなければ自分の掛かり付け医に行って、噛み合わせの調整してもらおうと思っていました。
結局痛みは3日ほどで引いて、今はなんとも無く快調。
これは普段うめつ歯科医院にいらっしゃる患者さんの主訴の「歯が急に痛くなった」の原因でも多い方です。
お口の中を良く拝見して、むし歯、歯周病もなく、「大丈夫ですね。少し噛み合わせのバランスが悪くなったり、無意識に噛み締めている時に良く起きます」と説明します。
その後噛み合わせの調整、噛み締めに対する注意点を説明させていただくと大部分の患者さんは治ってしまいます。
しかし久々に自分の身で起きると実感がわきます。
「やっぱり結構痛い」が実感でした。
貴重な体験をしたお盆休みでした。
小泉淳作美術館から幸福駅
2013/08/20
11日から13日まで高岡歯科でインプラントの研修を終了後、高岡先生の案内で帯広郊外の中札内にある「小泉淳作美術館」へ行って来ました。
高岡先生の一番の趣味は絵を描く事。特に日本がが好きで、ほぼ毎日描いています。
自分の腕試しのため昨年は1年間、画塾へ通い東京芸大を受験しました。
結果は見事1次試験合格、試験内容はデッサンだったそうです。
さすがに開業しているので大学へ入学するわけにはいきませんので、2次試験は受けなかったそうです。
うめつ歯科医院の院長室にも高岡先生のデッサンを飾ってあります。
さて小泉淳作画伯は、東大寺のふすま絵等も描いている有名な日本画家。
数年前にお亡くなりになりましたが、生前は中札内で夏の間、作品製作されていたそうです。
その際に帯広の有名な「六花亭」の社長さんの援助を受けていたそうで、その縁で中札内に美術館があります。
ブナの森の中のすてきな美術館でした。
その美術館の中で特に有名な作品の一つはこれです。
このカボチャの絵を見た世界的建築家の「イサム ノグチ」は、「この絵の中には神がいる」と言った話しは有名です。
さて、その帰りすぐ近くの有名な観光地へ行って来ました。
旧広尾線「幸福駅」です。
35年ほど前に広尾線の廃線の頃「愛の国から幸福へ」で大ブームになった場所です。
わたしも35年ほど前に訪れました。
今でも結構観光客が多くビックリしました。
旧駅舎の中には、訪問した人の名刺がびっしり貼られていました、
高岡歯科インプラント研修
2013/08/17
お盆休みを15日まで取らせていただきました。有り難うございました。
お盆の里帰りの前半11日〜13日まで、北海道釧路市の高岡歯科医院へ行って来ました。
高岡先生は、大学時代の1年後輩で歯周病専門医です。歯周病治療とインプラント治療に力を入れている先生です。
患者さんのご希望が有れば、うめつ歯科医院もインプラント治療を行なっています。
今回高岡先生の所を訪れた理由は、大掛かりなインプラント治療を行なう際の注意点とメインテナンスの時の留意点について教えていただくためです。
当院の症例の資料と経過も持参して、ゆっくりとじっくり検討しました。
高岡先生の症例は、経過も長く非常に治療数も多いので大変勉強になりました。
インプラント専用の手術室も完備しており、良く整理されていました。
有意義な3日間でした。
高岡先生有り難うございました。
認定歯科衛生士試験
2013/08/12
本日より14日まで診療はお休みです。
急患の患者さんは、新潟市中央区紫竹の新潟市口腔保健福祉センターへご連絡下さい。
宜しくお願いします。
さて、先週の金曜日のお昼休みに、うめつ歯科医院の歯周病治療で開業当初からお世話になっている、新潟市西区寺尾西で開業している深井浩一先生が、歯科衛生士の山崎さんと一緒に来院しました。
山崎さんは今月の18日、東京で日本歯周病学会認定歯科衛生士の試験を受けるそうです。
日本歯周病学会認定歯科衛生士→https://www.umetsudental.com/wp1/歯周病学会認定歯科衛生士
その際に自分の担当した歯周病の患者さんの治療経過をプレゼンテーションして、口頭試問を受けなければいけません。
深井先生より数日前に連絡が有り、「プレゼン出来たんですが、うめつ歯科医院の衛生士さんからシビアに見てもらえませんか」と言われました。
当院の衛生士も数年前に2年間掛けて全員がこの試験を受験し、無事資格を取得しました。
その際は深井先生に大変お世話になりましたので、少しでもお役に立てば嬉しいので、「ぜひ見せて下さい」とご返事しました。
内容はもちろん非常に良くまとまり、心配なく自身を持って受けていただける内容でした。
プレゼン後、当院の衛生士よりいくつかの質問と受験に際しての体験談を、お話しさせてもらいました。
山崎さん自信を持って頑張って来て下さい!
補綴研修会
2013/08/10
梅雨が明けて、一段と暑い日々が続いています。
体調管理に気をつけましょう。
うめつ歯科医院に来院するお子さんたちの肌も、日焼けで段々黒くなってきました。
さて、8日の木曜日午前中、うめつ歯科医院で院内研修会を行ないました。
今回は院内研修会といっても、普段私たちが医院の皆で行なう研修会と違う研修会にしました。
テーマは「長期管理症例から補綴物を考えよう」という主旨です。
従って私たちだけではなく、当院の補綴物(歯に被せる金属冠や入れ歯など)を、作成していただいている委託技工所の技工士さんたちにも参加していただきました。
うめつ歯科医院の委託技工所さん→https://www.umetsudental.com/wp1/うめつ歯科医院の委託技工所の紹介
このような技工士さんと歯科医師、歯科衛生士が集まって、自分たちの担当した患者さんの予後を検討する研修会は、今回で3回目です。
3回目にあたる今回は、更に強力なアドバイザーをお願いして開催しました。
それは私の大学時代の同期で、現在新発田市で「いいじま歯科クリニック」を開業している、飯島浩先生とそこに勤務している高瀬先生、茂木先生、歯科衛生士の星野さん、村山さん、菅野さんも参加していただきました。
特に飯島先生、高瀬先生は補綴専門医で大学勤務も長い、補綴に関してのエキスパートです。
今回はうめつ歯科医院の歯周病の患者さんの中で来院した際に歯周病が重症で、更にむし歯等で噛み合わせも崩壊していた患者さんについて検討しました。
これらの患者さんは大掛かりな治療を行い、歯周病、噛み合わせを回復し、長期的に継続的に経過を見させていただいています。
今回の研修会で検討した患者さんの中では、最長で18年を経過した患者さんが2人でしたが、さすが18年も経過を見て行くと色々な事がお口のなかで起きます。
それらをきちんとこのような機会で振り返り、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士で突っ込んだ議論をすると大変勉強になりました。
飯島先生、高瀬先生には補綴専門医として、患者さんのお口の中に入れる被せ物や入れ歯の設計について、詳しくアドバイスいただき本当に良い機会でした。
自分たちが実際に担当して、長年患者さんにおつきあいさせていただいた治療例ですので、他の研修会では得られない実感と緊張感がありました。
参加して頂いたいいじま歯科クリニックの皆さん、佐藤デンタルクリエーションの佐藤さん、関川さん、細野さんそしてライトデンタルの斉藤さん、お忙しい中本当に有り難うございました。
夏休みの歯磨き
2013/08/05
夏休みに入ると、うめつ歯科医院に定期検査にいらしているお子さんたちのお口の中を見せていただいて、気になることがあります。
毎年同じ傾向ですから、やはりそうなってしまうんでしょうね。
それは、お口の中の歯磨きの状態が、学校に行っている時より汚れているお子さんが、多いということです。
本来なら時間に余裕があるので、ゆっくり丁寧に歯磨き出来るはずです。
ところが逆です。
普段の定期検査の時は、キレイに磨いているお子さんも、けっこう磨き残しが多くびっくりしてしまうことも少なくありません。
多分、生活のリズムが変わってしまうからでしょうか。
また時間があり、暑い夏なので飲食回数も増え、それに伴い甘い飲み物、冷たい食べ物などをとる回数が増えるために、お口の中にプラークが溜まりやすくなるんでしょうか。
暑い毎日ですから、水分摂取やカロリー補給は必要ですが、それが甘いものの取り過ぎにならないように、ぜひ気を付けてくださいね。
今週のお花はバンダの交配種です。
この花は10年以上前に、シンガポールからフラスコ苗として持ち帰り育てた物です。
蘭の個人輸入は、切り花以外はワシントン条約で厳しく制限されています。
しかし、フラスコ苗(フラスコといってもウイスキーの空き瓶)は、制限なく持ち込む事ができます。
フラスコ苗はまだ小さいので、咲くまでに7〜8年掛かりました。
新潟は冬場の気温も低く、日照が足りないので大変です。育てていて何時咲くのかと心配になります。
今は2階入り口前のテーブルに飾っています。