2015年2月の記事
花の時期
2015/02/10
2月になってまた寒さが増してきました。もう立春を過ぎそろそろ暖かい時節が待ち遠しくなってきます。
さて、この時期は蘭を栽培している人間にとっては一番楽しい季節です。
洋ランと言われる蘭は南半球原産の花が多いので、北半球の日本では冬に花が咲く品種が多くなります。
久々に蘭を預かっていただいている新潟市江南区の細川洋ラン農園さんの温室に行ってきました。
https://ja-jp.facebook.com/hosokawayoran?filter=1
最近忙しくなかなか行けませんでしたので色々な蘭が咲いていました。
カトレアのセミアルバと呼ばれる白い花弁に赤のリップが似合うステファンオリバー・フォーレイカーです。往年の名花の一つで丈夫な花です。
次のカトレアはホーヤン・ゴールドと呼ばれるオレンジ色の大輪の印象的な花です。見ているだけで元気の出る花です。また花弁も厚いので花もちが良く長い間咲いています。
最後は買ってから3年栽培してやっと初花が咲いたシクノチスです。新潟では栽培し花が咲くのが珍しい洋ランです。ちょっと変わった印象の花です。
これらの花はうめつ歯科医院に持ち帰り現在院内に飾っています。
いつも女性の患者さんが「先生のところは色々な花が見られるから楽しみだわ」と喜んでいただけるので栽培しがいがあります。
今週の土・日曜日は新潟市の「食育・花育センター」にて私の所属している「にいがたランの集い」の作品展があります。
興味ある方はお越しください。
http://www.city.niigata.lg.jp/business/shoku_hana/ffcenter/
大学特別講義第2回目
2015/02/01
昨年12月に母校の日本歯科大学新潟生命歯学部の5年生(登院生)に、今年2回目の特別講義をさせてもらってきました。
登院生というのは歯科大学の教育の最終段階の一つで、付属病院で実際の患者さんの治療の見学や指導医の元で治療のお手伝いをする学生さんです。
この時期は、今まで講義や模型や学生相互の実習だった授業が、実際の患者さん治療に接するので、より歯科医師になることを身近に感じます。
さて私がお話しするのはこのテーマです。
実際のうめつ歯科医院の小児歯科や歯周病の治療経過・結果や治療に関する考え方が大きなテーマの一つ。
もう一つは歯科治療で大切なことですが、虫歯や歯周病を治した後、新たにむし歯や歯周病にならない予防とケアのためのケアチーム作りの大切さです。
歯科医院の治療は歯科医師の独断で一人で行えるわけではありませんので、歯科衛生士や歯科技工士との連携が非常に大切です。
うめつ歯科医院では予防の力を入れていますので、特に歯科衛生士が重要なメンバーです。
当院の歯科衛生士は6名が日本歯周病学会の認定資格を有していますので、歯周病の予防、基本治療、再発予防のサポートは経験も豊富です。
https://www.umetsudental.com/wp1/歯周病学会認定歯科衛生士
これらのチーム医療の大切さを登院生に20年以上の歯周病の管理症例を通してお話ししました。
講義後の学生さんとのザックバランなディスカッションも30分以上続き非常に楽しい講義でした。
毎年内容を少しずつ変えていますので、また今年も講義をさせていただく予定で楽しみです。