2016年12月の記事
年の瀬
2016/12/29
今日がうめつ歯科医院、本年最後の診療です。
振り返ってみると今年もうめつ歯科医院にも色々な事がありました。
本当にバタバタとアッと言う間に過ぎた一年ですが、やはり年の瀬は更に気分的にもせわしない日々です。この時期に年の瀬を迎え、新しい1年を迎える準備をすることは、とても大切な習慣だと思います。
今週の月曜日、近くのホームセンターにお正月用品を買いに行きました。
門松、しめ縄、鏡餅等たくさん売っています。売り場で色々と見ていて考えたことがあります。
日本ではこれらを準備して、お正月を迎えることが1年の中で一番大切な行事だと思います。
しかし今は、このお正月も私が子どもの頃とは、だいぶ違ってきました。子どもの頃は、お正月や祝日には、家の前や通りには国旗を掲げた家がたくさんありましたが、今はほどんとありません。子どものころは祝日は「旗日(はたび)」と言っていましたが、当院の若い女性の先生に聞いても「旗日」の意味も知りませんでした。もう死語になったんですね。
まだ、売り場には有りましたが、丸い輪になったしめ縄を付けて走る車も今では、タクシーぐらいでしょうか。
その中でも年賀状は発行枚数は2005年の40億枚をピークに、現在は30億枚程度に減ったようですが、比較的守られているお正月の習慣だと思います。この減少は年賀の習慣の減少だけでなく、郵便ハガキの年賀状からE-mailの利用等へ変更しているためもあるでしょう。
欧米ではこの時期は、年賀状ではなくクリスマスカードでしょうか。先日もカナダ在住の友人から素敵なカードをいただきました。
やはり季節感は大切にしたいものですね。
今年1年スタッフの皆さん、歯科技工士さん、関連業者さん、うめつ歯科医院に通院していただける患者さんのおかげで元気に診療できました。本当に有り難うございました。
感謝しています。
新しい年もまた、皆さんの良い年でありますようにお祈りします。
師走
2016/12/13
今年も残り半月余りになりました。
最近は、本当に月日の経つのが早く感じます。この頃は、物理的な時間の経過と心理的な時間の経過の違いを本当に実感します。
子どもの頃は、今より1年は本当に遅く、長く感じました。この年齢による心理的時間の感じ方の違いを、説明した文章を読んだことがあります。
なぜ子どもの時代は、1日を長く感じたか?
それは1日に学ぶ事が成人より沢山あるので、常に刺激を受け続けるので心理的に長く感じ、年齢を経ると吸収する事が少なくなり、1日が短く感じるのだそうです。
確かに子どもたちは、毎日大人になるために沢山の事を、毎日吸収しています。いろいろな事がキラキラして見える子どもたち。素晴らしいですね。
という事は、私たちは何事にも感動や驚きを感じる感性も減っていっているという事でしょうか。ちょっと心配ですね。
来年は、減りゆく感性を取り戻し、更に充実した1年にしたいと思っています。
うめつ歯科医院は来年もみんなキラキラ光っていけると思ってます。