2016年6月の記事
ナツアカネ? アキアカネ?
2016/06/23
先週の日曜日、野外に出してある蘭の手入れに新潟市江南区の「細川洋蘭農園」に行ってきました。
蘭に施肥を行い、成長具合を見ていたらカトレアの鉢の根元にトンボを発見。
今年初めての「ナツアカネだ」と思い写真を撮影、これがこれから山に行き暑い夏を過ごし、秋には真っ赤な赤とんぼになって帰ってくるんだろうと思っていました。
と言うことは「ナツアカネ」と「アキアカネ」同じ種類のトンボというわけですが、今日写真を整理していてチョット調べたら、なんと全く別の種類でした。
「ナツアカネ」はずっと平地で過ごし、「アキアカネ」は羽化してすぐに山へ行くので、平地ではあまり見かけないそうです。今まで知らなかったので、また一つ勉強になりました。
詳しくはこちらを見てください。http://ikimonotuusin.com/doc/428.htm
さてあの見かけたトンボは、「ナツアカネ」?、「アキアカネ」?
むし歯16年連続全国最小
2016/06/17
新潟県が今年も12歳児の永久歯のむし歯本数が、16年連続で全国最小となったことが新潟日報の記事として取り上げられていました。
一人当たりのむし歯の本数は0.48本、むし歯が一本もない生徒の割合は80.1%でした。
これは新潟県が全国に先駆けてフッ素の利用を推進してきたことが、大きな理由です。
むし歯予防に対して色々な方法がありますが、それらを論文や各種調査で調べた結果があります。
やはりフッ素の利用が最も良いことがわかります。
今年の4月より、健康保険でも初期むし歯のある患者さんに、保険でフッ素塗布することが認められました。
今までは12歳以下、在宅の高齢者に限られていましたが、それらの制限も廃止されましたので、さらにフッ素の利用は広がってゆくと思います。
うめつ歯科医院では、28年前からホームケアのフッ化物利用と歯科医院でのフッ化物塗布を、患者さんの状態に合わせてむし歯予防に利用してきました。
今後もむし歯、歯周病予防のお手伝いをしてゆきたいと思っています。
アジア小児歯科学会
2016/06/02
先週の5月26日(木曜日)、27日(金曜日)東京で行われた小児歯科学会に参加してきました。
例年は春に日本小児歯科学会がありますが、今回は日本小児歯科学会とアジア小児歯科学会の同時開催でした。
発表も英語のパネル発表が多く、講演内容も同時通訳で日本語から英語へ同時通訳されていました。
今回のテーマは「KIZUNA・(絆)」でした。
内容的は最近注目されている食育、お口の機能を通しての成長発育を扱った物が多くみられました。小児の患者さんを診させていただくときには、成人の患者さんと違い成長発育を考慮した治療や生活指導が必要になります。そういう点でも今回は非常に参考になる内容が多い学会でした。
当院のホームページでもきれいな歯並びに必要なことを、簡単にまとめてあります。
https://www.umetsudental.com/wp1/きれいな歯並びに必要な事
その他機材や材料展示のブースでも、お口の機能を改善することにより歯並びを治してゆく機能的矯正装置の種類が非常に増えたようでした。
また口唇閉鎖の力を測定する装置もデジタル式の物が発売されていて、今後も 姿勢や口腔機能と歯並びは注目されてゆく分野と感じました。
うめつ歯科医院でも10年以上前からMFT(口腔筋機能訓練)を矯正治療の重要な分野として取り入れて行ってきました。
→https://www.umetsudental.com/wp1/口膣筋機能治療(MFT)
デジタル式の口唇閉鎖力測定器「りっぷるくん」
会場の東京ドームホテルの学会レセプションにも、普段の学会では見かけることの少ないスカーフを纏ったイスラム圏の参加者もたくさんいました。