2017年12月の記事
仕事納め
2017/12/30
うめつ歯科医院は、昨日で診療が終わり仕事納めでした。
診療終了後、お正月の飾りをして、カレンダーを来年の物へ掛け替えて、最後に皆んなで集まり一本締めで終わる。今年の締めは歯科衛生士の井田さんの診療室中に響き渡る大きな掛け声でした。
スタッフの皆さんご苦労様でした。ゆっくり休んで、楽しく飲んで下さい。(笑)
毎年、診療終わった翌日は医院へ来て、院長室で溜まった書類や事務仕事を1日がかりで終わらせます、これで本当の私の仕事納めとなります。
うめつ歯科医院は12月は、本当に師走を実感する時期です。そしてもう一つの「しわす」があります。「士走」:歯科医師だけでなくスタッフもやはり忙しいので、歯科衛生士さんもバタバタします。
私は小児歯科専門医ですので、やはり冬休み、春休み、夏休みは定期検査の患者さんが多くなりがちで、バタバタとします。朝からお子さんたちの元気な声が、診療室に響き渡ると休みが来たことを実感し、また朝から午後3時くらいまで、歯周病等の大人の患者さんが多くなり静かになると休みが終わったことを知ります。
毎年、お正月を迎え、気が付いたらもう年末。本当に月日の過ぎるのは早いですね。本当に1年が気分的に半年よりも短く感じるほどです。そういう人は半年しか精神的に歳をとらないという考え方もあるので、良いことかも知れません。
今日は、お昼にちょっと、いつも大変お世話になっている新潟市江南区茗荷谷の「細川洋蘭農園」へお花の入れ替えのために顔を出して来ました。
ちょうど餅つきの最中で、つき上がったお餅と豚汁をご馳走になって来ました。やはり臼と杵でついた、つきたてのお餅は本当に美味しいですね。
細川洋蘭農園さんのfacebook→https://www.facebook.com/hosokawayoran/
今年もスタッフの皆さん、医院をサポートして頂いている歯科技工士さん、歯科材料店の方々、
通院してくださった患者様、ありがとうございました。
良い年をお迎えください。
上手に食べることを学ぶステップ
2017/12/20
さて、前回「ちゃんと咬んで、しっかり噛んでますか」のトレーニングをお話しして行こうと書きました。
子どもたちが食べる事を学んでいく段階を厚生労働省の「授乳・離乳支援ガイド」によると下のように分けられています。
一般的には離乳食のガイドブックでは、何ヶ月になったら離乳を始めて、このような物を食べさせてあげて下さいと書いた物が多いようです。
実は1歳から3歳ぐらいまでは、歯の生え方に非常にバラツキがあります。
先日、新潟市秋葉区の1歳誕生歯科健診に行ってきましたが、やっと1本下の歯が出ているお子さんから上下4本ずつ合計8本出ているお子さんもいました。
うめつ歯科医院に虫歯予防にいらっしゃるお子さんも1歳半ぐらいでは、随分生えている本数が違います。
当然、1本しか出ていないお子さんと8本出ているお子さんは食べ方が違います。
下の分類で一本のお子さんは舌食べ期(モグモグ期)で、8本のお子さんは歯ぐき食べ期(カミカミ期)です。
【口唇食べ期(ゴックン期)】・・・・・・・ 歯が生える少し前の段階
【舌食べ期(モグモグ期)】・・・・・・・・・下顎乳中切歯が生え始める時期
【歯ぐき食べ期(カミカミ期)】・・・・・・ 上下乳中切歯・乳側切歯(8本)が生える時期
【手づかみ食べ期(パクパク期)】・・・上下前歯が生えそろい、第一乳臼歯が
生え始める時期
【歯食べ期(カチカチ期)】・・・・・・・・・第二乳臼歯も生え、乳歯が生えそろう時期
ぜひ、お子さんのお口の中の歯の生えている本数を見ながら離乳を進めて行って下さい。
次回は口唇食べ期(ゴックン期)からの食べ方のトレーニングの仕方をブログします。