2017年2月の記事
蘭展
2017/02/08
寒い日が続きますが、この時期は洋蘭の栽培家にとっては花の時期です。
日本各地で蘭の展示会が開催されます。
日本で最も大きなものは毎年2月に東京ドームで行われる「世界らん展」です。
日程は2月11日(土曜日)から2月17日(金曜日)までです。日本中からだけでなく、台湾等の愛好家や蘭の栽培業者さんが丹精込めて育てた蘭の花が大集合します。
新潟市でもいくつかの蘭展が行われます。
私の所属している新潟「らんの集い」でも、下記の3カ所で蘭の展示会を企画しています。
2月11・12日(土曜日・日曜日):新潟市食育・花育センター
新潟「らんの集い 作品展」
2月24・25・26日(金曜日・土曜日・日曜日):新潟市秋葉区、新津フラワーランド
らんの集い展示会
3月4〜12日(土曜日〜翌週日曜日):新潟市秋葉区、新潟県立植物園
らんの集い、OCガーデン共同で蘭の展示会
最初の食育・花育センターでの作品展では、展示だけでなく会員の蘭の分け株の販売も行いますので、珍しい蘭をお安く手に入れることもできます。
お時間がある方は、どうぞいらして下さい。
花の時期(2年ぶりの開花)
2017/02/01
多くの洋蘭の花のシーズンは、この日本の冬の時期です。
花の女王と言われるカトレヤ等の洋蘭は南米が原産ですので、現地は今が夏にあたり花の時期になるからです。
さて、うめつ歯科医院でもたくさんの蘭の花が咲いています。
その中で今日紹介するのは、この花です。
Cycd.Taiwan Gold “Taiwan Orange”
3年前に東京ドームの世界らん展に行った時に台湾のオーチス農業開発の売店より購入したらんです。
バナナのようなバルブから大きなオレンジ色の花がたくさん咲きます。
別名「スワン・オーキッド」とも呼ばれる花が片親に使われていますので、花を横から見ると白鳥が首を凭れているように見えます。
この花は新潟では比較的栽培が難しく、一昨年は咲きましたが、昨年は花芽が上がりましたが、途中で枯れてしまい咲きませんでした。
一昨年の開花は一房だけでした。
今年はバルブも増え、花芽も6本ほど上がりましたが、預かっていただいている温室で野ネズミに花芽を食べられ、結局4本の花芽が育ち開花しました。
その他、昨年から栽培してみて南米原産のリカステ、カトレア等も花盛りです。
患者さんからも「いつも花がたくさん咲いているので、和みます」と嬉しいお言葉もいただいています。