2018年11月の記事
F1レース
2018/11/21
ここのところ真面目なお話が続きましたので、コーヒーブレークにしましょう!
先月、東京で2日間行われたDr.Chris Farrellのmyobraceと呼ばれる矯正装置を使った歯並びの治療のセミナー。
講師は、オーストラリアから来た矯正医です。
今回は彼の趣味について
Dr.Farrellの一番の趣味はF1レース。しかも観戦でなくF1レースに参加することです。
自分でF1の車を所有しレース出場。
昨年はテキサスで行われた2017 マスターズF1レースでは3位入賞!(写真右がFarrell)ちなみにこの時の1位は日本人ですね。1、2位は共にプロのF1レーサーです。
F1はものすごい体力を使うスポーツです。ものすごいGに耐えて行かないといけません。
彼の経歴を見てみると1971年にシドニー大学の歯学部卒業と出ていますので、もう少なくとも60代後半ですね。すごい体力です。今月の鈴鹿サーキットのF1マスターズにも出場すると講演中に言っていました。
彼の作った矯正装置はmyobraceですが、所有する車はmyorace18(マイオレースいー歯)です。オーストラリア版親父ギャグみたいです。
そしてまさに鉄人です。
鼻呼吸の大切さ
2018/11/04
先月は、学会、研修会と忙しい月でした。
月初めに宇都宮で日本小児歯科学会、翌日は東京でDr.Chris FarrellのMRCの2日間のセミナーにスタッフと参加。
別のスタッフは同じ週の水・木は東京でMFT(口腔筋機能療法学会)参加。
どれもとても面白い内容でした。
うめつ歯科医院も15年ほど前から、歯並びは、お口の周りの筋肉の動きや舌の機能がすごく影響されるので、ブラケットという歯の表面に金具(今は透明や白いセラミックの方が多いので、金具という表現は古いですね)を貼り付けて歯を動かすだけでなく、口の周りの筋肉や舌の動きを正しくトレーニングすることで歯並びを直したり、矯正治療後の歯の戻りを防いだりするMFTを取り入れています。
うめつ歯科医院のMFTについて→https://www.umetsudental.com/wp1/口膣筋機能治療(mft)/
今回、参加したDr.Chris Farrellのセミナーもこの考えに沿っています。マウスピースのようなmyobarceと呼ばれる装置をお口の中に入れて、発育中の歯並びを直す矯正治療です。
MFTもmyobraceも若干アプローチに違う部分もありますが、考え方の根本は同じです。
このスライドにもあるように次のことをいつも意識しましょう。
1:唇は自然な状態でいつもちゃんと閉じていますか?
このことでいわゆるお口ポカーンの口呼吸ではなく、ちゃんと鼻呼吸することができます。
2:舌は自然な状態でちゃんと上顎のところについていますか?口呼吸の人は舌が上顎につかないで下顎の歯並びの中にあります。
3:正しい飲み込みができていますか?
物を飲み込む時に舌が歯並びを押したり、上下の歯並びに挟まっていませんか。舌の力で歯並びは歪んでしまいます。
4:正しい栄養を考えた食事をしていますか?ジャンクフードや中食が多いと体の成長に悪影響があります。
そして綺麗な良い歯並びは、健康の維持にもとても大切です。