1歳6ヶ月健診
先ほど新潟市秋葉区の1歳6ヶ月健診に行ってきました。
最近は1歳児誕生歯科健診の担当なので、1歳半の歯科健診に出向するのは久しぶりです。
1歳児誕生歯科健診の対象のお子さんは、まさに離乳食の真最中。1歳6ヶ月健診対象のお子さんは、無事卒乳してきちんと食事を摂れているかの確認の時期です。これらの時期はお子さんの歯は、上下の前歯がそれぞれ4本づつ合計8本から第一乳臼歯と呼ばれる奥歯が出ている場合は合計16本まで、さまざまなお子さんがいらっしゃいます。
前歯は物を齧りとる歯、奥歯は食べ物をすり潰す歯です。それぞれ役割が違い、お子さんはその歯がお口の中に出てくるとその歯を使う練習を始めます。それによって顎の使い方、舌の動きも変わっていきます。これが正く出来無ないと呼吸や歯並びに悪影響を与えてしまいます。
今日の健診で保護者の方に一番多くお話したことは「手づかみ食べを積極的にさせてあげてください」と言う事でした。うめつ歯科医院でも手づかみ食べの必要性を、来院した保護者のかたにお話する機会がたくさんあります。
日本小児歯科学会のホームページにも下のように記載されています。
http://www.jspd.or.jp/contents/main/proposal/index05.html
「離乳が進んでいくと、赤ちゃんは徐々に手づかみで食べたがります。お母さんとしては手のかかる行動ですが、噛む機能の発達には大切なことですので、十分に手づかみ食べを経験させましょう」
また、手づかみ食べとしてはBLWと言う方法もオススメです。興味ある方は調べてみてください。
https://piquale.net/raising-children/10924/
ぜひ、お子さんの手の使い方の練習と健全な顎の発達のためにも、「手づかみ食べ」をさせてあげてください。