1歳児歯科健診
昨日は新潟市秋葉区の1歳児歯科健診に従事してきました。
秋葉区の1歳児歯科健診は、歯科医師、歯科衛生士、保健師、栄養士が歯科検診や歯磨き指導、育児相談、離乳食等の食餌指導を行います。
いわゆる歯科健診を行なうだけと違い、受診者には生活アンケートを記載していただき、それを基に相談や指導を行ないます。
1歳という時期は、歯が生え始め離乳食を食べている真っ最中です。
この時期にスムーズな卒乳へのアドバイスや、保育者からの虫歯菌の感染予防、仕上げ磨きにフッ素入りの歯磨き剤を使う等大切なアドバイスをすることはとても大切です。
今回は新潟市でも各区でそれぞれ特色があり、違うということで、新潟市の保健所の歯科衛生士さんもいらして、秋葉区の健診を見学されていました。
今回は44名の受診者がいらっしゃいましたが、質問も沢山あり、皆さんお子さんのことなので熱心にお話を聞いていただけました。
その中で、比較的多かった質問の一つ。
「何でも口に入れて、齧りたがるんですが、歯に影響無いですか?」
人が食べ物を食べる際には、唇で物を捉え前歯で食べ物を齧り取ります。この時期お子さんは、前歯が生えてきます。
その生えて来た前歯と唇の機能を本能的に練習している時期ですので、心配は要りません。
あまり汚い所をなめたり、齧るのは良くないでしょうが、心配はいりません。
その他「母乳が多過ぎて大丈夫だろうか」等質問が有りましたが。それぞれ栄養士さんや保健師さんが、丁寧にお答えしていました。
今後もこの秋葉区のやり方を継続してより良い健診にしていけるように、秋葉区の歯科医師の1歳児健診担当グループの先生達と頑張ろうと思っています。