成育歯科医療研究会
昨日の5日水曜日の休診日は、うめつ歯科医院の歯科衛生士全員と成育歯科医療研究会大会に出席して来ました。
この研究会は以前は咬合誘導研究会という名前でした。途中から現在の成育歯科医療研究会と名前を変えて、今回が17回目の大会です。
「改めて、成育って?成育歯科医療って何だ?」をテーマに、歯並びやお口の中の発達に問題があるお子さんの生活背景を考えることを中心に2日間、新潟市のプラーカ1の2階の新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」を会場に、3つの大きな講演と臨床的なカンファレンスとシンポジウムが行なわれました。
今までは主に関西方面の先生が中心に行なわれてきた、この研究会が日本海側の都市で開催されたのは今回が初めてでした。
その理由は、2年前に鹿児島大学から、新潟大学の小児歯科教授に就任された早崎教授が大会長を担当されたからです。
初めて参加した研究会ですが、普通の大きな学会の講演より、普段臨床で熱心に診療されている先生の講演やディスカッションが多く有意義な会でした。
特に姫路市で開業しているカノミ矯正•小児歯科クリニックの嘉ノ海 龍三先生の「時代は2Dから3Dへ:この新しい概念の診断と治療の未来と現実」のテーマのオープニングレクチャーは、とても有意義でした。
→カノミ今矯正小児歯科クリニック http://www.kanomi-ddsc.or.jp/index.html
歯科用のCTを小児歯科や矯正領域にどのように利用してゆくか、その利点や欠点が理解出来ました。
うめつ歯科医院でも今後どのように患者さんに、この辺の分野の治療をより良く理解していただくかは大きな課題だと感じました。