漢詩 李白
2011-10-25
明日は、久々の中国語のレッスン、詳しく書くと中国語ではない、漢語のレッスン。
中国語と言うカテゴリーをどう捉えるか、今の中華人民共和国で話されている言葉を中国語とすると朝鮮語も中国語となる。
日本で言う中国語は、あくまでも漢族の言葉なので漢語となるらしい。国の言葉をどう捉えるか、多民族国家は難しい。
日本人が最初に触れる中国語は「漢詩」、例の返り点などで読むあれです。あの授業も「古典」の中で「漢詩」を教えていた。
しかし、漢詩は日本の古典ではない。
今、やっている授業の宿題は、教科書の短文を暗記すること。その中に有名な漢詩がある。
静夜思 李白
床 前 明 月 光
疑 是 地 上 霜
挙 頭 望 明 月
低 頭 思 故 郷
少し漢詩に興味がある人は知っていると思う。
Yahooで「静夜思」を検索すると187万件の検索結果がでる。一番有名な漢詩と言ってもよいかも知れない。
検索していて???と思ったことがあった。内容が私の覚えたものと違うのだった。
答えはここに出ていた。
中国出身の日本の中学生が謎を解いてくれた。
せめてこのぐらいはきちんと覚えていないと、中国から来た人に「中国語を学習しています」とは言えない。
ところで李白は漢族ではないと言う説もある。当時の唐の時代は中国の歴史上でも最も領土が拡大して、都の長安(現在の西安)は国際都市、李白も色目人と呼ばれた西域の民族らしいという説も有るが、今の中国では漢族となっている。