補綴研修会
梅雨が明けて、一段と暑い日々が続いています。
体調管理に気をつけましょう。
うめつ歯科医院に来院するお子さんたちの肌も、日焼けで段々黒くなってきました。
さて、8日の木曜日午前中、うめつ歯科医院で院内研修会を行ないました。
今回は院内研修会といっても、普段私たちが医院の皆で行なう研修会と違う研修会にしました。
テーマは「長期管理症例から補綴物を考えよう」という主旨です。
従って私たちだけではなく、当院の補綴物(歯に被せる金属冠や入れ歯など)を、作成していただいている委託技工所の技工士さんたちにも参加していただきました。
うめつ歯科医院の委託技工所さん→https://www.umetsudental.com/wp1/うめつ歯科医院の委託技工所の紹介
このような技工士さんと歯科医師、歯科衛生士が集まって、自分たちの担当した患者さんの予後を検討する研修会は、今回で3回目です。
3回目にあたる今回は、更に強力なアドバイザーをお願いして開催しました。
それは私の大学時代の同期で、現在新発田市で「いいじま歯科クリニック」を開業している、飯島浩先生とそこに勤務している高瀬先生、茂木先生、歯科衛生士の星野さん、村山さん、菅野さんも参加していただきました。
特に飯島先生、高瀬先生は補綴専門医で大学勤務も長い、補綴に関してのエキスパートです。
今回はうめつ歯科医院の歯周病の患者さんの中で来院した際に歯周病が重症で、更にむし歯等で噛み合わせも崩壊していた患者さんについて検討しました。
これらの患者さんは大掛かりな治療を行い、歯周病、噛み合わせを回復し、長期的に継続的に経過を見させていただいています。
今回の研修会で検討した患者さんの中では、最長で18年を経過した患者さんが2人でしたが、さすが18年も経過を見て行くと色々な事がお口のなかで起きます。
それらをきちんとこのような機会で振り返り、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士で突っ込んだ議論をすると大変勉強になりました。
飯島先生、高瀬先生には補綴専門医として、患者さんのお口の中に入れる被せ物や入れ歯の設計について、詳しくアドバイスいただき本当に良い機会でした。
自分たちが実際に担当して、長年患者さんにおつきあいさせていただいた治療例ですので、他の研修会では得られない実感と緊張感がありました。
参加して頂いたいいじま歯科クリニックの皆さん、佐藤デンタルクリエーションの佐藤さん、関川さん、細野さんそしてライトデンタルの斉藤さん、お忙しい中本当に有り難うございました。