大学特別講義第2回目
昨年12月に母校の日本歯科大学新潟生命歯学部の5年生(登院生)に、今年2回目の特別講義をさせてもらってきました。
登院生というのは歯科大学の教育の最終段階の一つで、付属病院で実際の患者さんの治療の見学や指導医の元で治療のお手伝いをする学生さんです。
この時期は、今まで講義や模型や学生相互の実習だった授業が、実際の患者さん治療に接するので、より歯科医師になることを身近に感じます。
さて私がお話しするのはこのテーマです。
実際のうめつ歯科医院の小児歯科や歯周病の治療経過・結果や治療に関する考え方が大きなテーマの一つ。
もう一つは歯科治療で大切なことですが、虫歯や歯周病を治した後、新たにむし歯や歯周病にならない予防とケアのためのケアチーム作りの大切さです。
歯科医院の治療は歯科医師の独断で一人で行えるわけではありませんので、歯科衛生士や歯科技工士との連携が非常に大切です。
うめつ歯科医院では予防の力を入れていますので、特に歯科衛生士が重要なメンバーです。
当院の歯科衛生士は6名が日本歯周病学会の認定資格を有していますので、歯周病の予防、基本治療、再発予防のサポートは経験も豊富です。
https://www.umetsudental.com/wp1/歯周病学会認定歯科衛生士
これらのチーム医療の大切さを登院生に20年以上の歯周病の管理症例を通してお話ししました。
講義後の学生さんとのザックバランなディスカッションも30分以上続き非常に楽しい講義でした。
毎年内容を少しずつ変えていますので、また今年も講義をさせていただく予定で楽しみです。