歯周病の本
秋は、学会のシーズンです。
来月は6日(木曜日)から8日(土曜日)まで、新潟市の朱鷺メッセで秋季日本歯周病学会学術大会があり、9日(日曜日)は日本歯科大学新潟生命歯学部で日本小児歯科学会北日本地方会があります。
さすがに4日間も診療をお休みにはできませんので、8日(土曜日)に歯周病学会、9日(日曜日)に小児歯科学会へうめつ歯科医院のスタッフと参加予定です。
うめつ歯科医院には現在6名の歯周病学会の認定衛生士がいます。また私自身も認定医ですので、学会に参加して認定衛生士教育講演、専門医・認定医教育講演の受講の義務もあります。
また、小児歯科学会も専門医ですので、やはり北日本地方会に参加して、専門医セミナーを受講することを求められています。
このようにして認定衛生士、認定医、専門医は常に、新しい知識、情報を知っていることが求められます。
先週、歯周病学会からその学術大会のプログラムが送られてきました。
いつもですと学会のプログラムだけ送られてくるのですが、今回はこんな本もいっしょに送られてきました。
「日本人はこうして歯を失っていく」専門医が教える歯周病の怖さと正しい治し方
日本歯周病学会、日本臨床歯周病学会 朝日新聞出版社
今まで歯周病学会は、会員向けに歯周病の診断と治療法、インプラント等についてのガイドラインを作成していましたが、一般の方向けの書籍は初めてです。さすがに一般の方が専門学会のガイドラインを読むのは難しいので、このような書籍は大切だと思います。
巷には、一般の方への歯周病についての色々な書籍がでていますが、中に書かれていることはかなり疑問のもたれる内容もありますので、この本は良いと思います。
内容も分かりやすく、偏った意見もなく、オススメの本ですので、興味ある方や歯周病でお困りの方は、是非読まれると良いと思います。
中にはこんなことも出ていますよ。