ブラッシング指導
2017-12-03
先日、学校歯科医をしている新潟市秋葉区の新津第三小学校へブラッシング指導に行ってきました。
指導内容は対象学年に応じて異なり、今回は小学5年生を対象に『歯肉炎予防大作戦〜フロスを使おう〜』と題し、前半は学年全体に歯肉炎のお話をさせていただき、歯肉炎の写真や、歯周病菌などを見てもらいました。
歯肉炎の80%は歯と歯の間から始まります。そのため、 きちんと汚れをとるためには、歯ブラシだけでなく、フロス(糸ようじ)が必要になります。
このフロスの大切さを知ってもらうために、お話しだけでなく、後半は各教室で実際にフロスをお口の中で使ってもらい、指導をさせてもらいました。
まずは、自分のお口の中をよ〜く観察して歯肉炎がないかワークシートに記入します。
そして更に、汚れがどこに残っているか、染色液で染め出します。大概のお子さんは歯と歯の間に磨き残しがあります。
そして実際にフロスを通してみます。
歯と歯の間に入れるだけでなく、歯によくそわせて、上下に動かしたりすることが大切です。
使ったことのある人がほとんどでしたが、習慣化されている人は少なかったので、これを機会に1日1回、毎日使っていただきたいです。